どうもおせっかい焼きのhilokiです。
ミキさんの「Webデザインに黄金比を取り入れよう」の記事が巷で話題のようです。()
さすがミキさん、僕たちににできない事を平然とやってのける、そこにシビれるわけなんですが、そんな僕は同ブログでそれに便乗するという形で人間をやめてみます。
ということで元記事で触れらていない黄金比と、日本の美におけるもう1つの「比率」について書いてみたいと思います。
それは白銀比ッッッッッ!
黄金比が 縦:横=1:1.618 であるのに対し、
白銀比は 縦:横=1:1.414 という比率。
黄金比がパルテノン神殿やダヴィンチの絵、回転の力を生むためのモノの比率であるように、白銀比は「大和比」とも呼ばれ、法隆寺や四天王寺や、生け花の美のバランスにも反映されているといいます。
また「紙」でも、名刺は黄金比、A4用紙は白銀比で構成されています。
※A4サイズ用紙を半分に折るとA5サイズ、A5サイズを半分におるとA6サイズ、と半分にあった場合でも同比率を保つのが白銀比の特徴です。
余談ですがこれが日本で生まれた比率であるかは文献不明で調べようがなかったので、そのうち考えるのをやめました。
Webデザインにおける白銀比
さて実際にこれらの美の比率をWebデザインにあてはめると、という話なのですが元記事にあるように黄金比の縦横比率は、歴史的に美しさを持つ安定した比率でありがながらも、そのままだと使いにくいようなイメージもあるんじゃないでしょうか。
黄金比が単純にページのカラム比率に割り当てるとサイドバーにあたる方が若干広く感じるのに対して、白銀比の場合だと、
- 960pxの場合=679px:281px
- 760pxの場合=537px:223px
このように数字で見ても、特にSVGA(800×600)に合わせた760から780pxのページ幅のときには220から240pの幅というのは見慣れているのではないかと思います。
そういう意味では導入しやすさを考えると個人的に白銀比の方を推すねっ!って感じなんですが、黄金比よりも優れてるとかそういう話ではありません。
ミキさんもおっしゃるように、
実は過去に一度提案でこの黄金比をデザインロジックとして、提案したことがある。
意思決定するキーマンが複数いたり、デザインについて検討する人が多数プロジェクトメンバーにいる場合には有効な手段ではないかと思う。
だって、昔から多くの人たちが、これは安定していると思ってきているからだ。
というように、ただなんとなくな数字でレイアウトするよりは、プレゼンテーションできる根拠ある数字で示すのが良いのではないでしょうか。
おまけで白銀比計算ツール(黄金比も!)
電脳狂想曲 Webデザインの小技で提供されている計算ツールです。
こちらもシンプルで、少なくとも数字を割り出すだけなら十分すぎるツールだと思います。
ミキチョクシ先生のエントリが読めるのはRe:Creator’sだけ!!
じゃないんですけど、今後とも是非フィードを登録してエントリを追いかけてもらえればと思います。
webデザインで使う、白銀比と黄金比
昨日のエントリーで白銀比に触れたので、今日はそれに関して。
白銀比というのは、「1:√2」という比のことです。
ちなみに、有名な黄金比は「1:(1+√5)/2」ですね。
もともとこれらの比…