SOYCMSの使い方、第3回。ページ設計・デザイン

こんにちは、こんばんは。

ふるしょうです。Blogにねこの写真をアップしたらアクセス数が伸びました。やはりWebの住人にはねこ好きが多いようです。

さてSOYCMSの使い方第3回、ページ設計・デザインについてですが、今回もまた必ずしもSOYCMSを使う場合に限らないお話も多いです。

というのも、SOYCMS自体、「当たり前の事が当たり前に、簡単にできる」をコンセプトとして作ったからです。

わざわざ改めてそんなこと言われなくても、、、という事がほとんどだと思いますが、整理のつもりでお付き合いいただけると嬉しいです。

では、本題に入りたいと思います。

前回サイト全体の構成に関するお話をしましたが、当然情報設計は各ページごとにも考えなければなりません。当然そこではサイトの設計とも大きなかかわりが出てきますし、ユーザインターフェイスのことも考慮しなければなりません。ごっちゃにすると大変なので、「内容による整理」と「UIも含めたビジュアルデザイン」の二つに分けて議論しようと思います。

内容による整理

ここでは、それぞれのページにどのような情報が必要になるかを考えます。(テーマは検討を進めるプロセスであって、挙げる例そのものはサンプルのサイトについて適当に考えたものです。チェックシートではないので、そういった視点からのツッコミはご容赦願います)

全てのページに必要な情報

  • サイト全体のナビゲーション
  • プライバシーポリシーへのリンク
  • 著作権表示

トップページに必要な情報

  • アイキャッチになる大きな画像
  • 会社のポリシーがわかる情報
  • 新着情報・・・新着詳細へのリンクを貼る
  • お薦め商品・・・商品案内(詳細)へのリンクを貼る

企業情報ページに必要な情報

  • 会社名、所在地など企業情報

採用情報ページに必要な情報

  • どんな人がほしいかという情報
  • 募集中の役職、採用条件などの情報

お問合せページに必要な情報

  • 連絡先
  • お問合せフォーム

商品案内(一覧)ページに必要な情報

  • 商品のリスト

商品案内(詳細)ページに必要な情報

  • 個別商品の詳細な情報

新着詳細ページに必要な情報

  • 新着情報の詳細な情報

UIも含めたビジュアルデザイン

では次に、UIも含めたビジュアルデザインについて検討したいのですが、SOYCMSの使い方とは直接関係が無く、またそれだけで十分にひとつのテーマになってしまうので割愛させていただきます。一点だけ述べておくなら、「アフォーダンス」というキーワードを覚えておくと色々便利です。

CMSを導入する場合の注意点

CMSを導入する場合特に重要になるのが、

ページをまたがるコンテンツについて更新作業の手間をどれだけ減らすことができるか

です。たとえば上記例だと、新着情報を追加するのにいちいち詳細ページを作って、トップページを書き換えて、そこに詳細ページへのリンクを追加して、、、というのは大変ですよね。できれば、一つの情報を投稿するだけで全てのページが書き換わるように設定を行っておきたいものです。

そこで問題になるのが、導入しようとしているCMSではどのようにしてそれが実現できるのか?ということです。

SOYCMSなら、あまり考えることはありません。詳しくは第5回で説明しますが、エントリー(記事)として投稿・管理できる情報はサイト内のどのページでも表示することができるからです。リンクも自動生成を行う機能があるため、リンクの張り忘れ・貼り間違いの心配もありません。

また、サイト構築上どうしても心配なのが、後から要件が変わることです。特に、複数のページが同時更新されるような複雑な機能追加は、CMSによっては難しい場合もあります。しかし、なぜ難しくなるかというと、ページとコンテンツの分離が不完全だからです。一定のコンテンツと結びついたページを元にサイトを構成していると、それ以外のコンテンツと結び付いた部分を追加したくなった場合に苦労します。SOYCMSでは、ページがコンテンツと完全に分離されているため、後から「ここにこんなコンテンツを追加したい」という要望にも(デザイン面での問題を除けば)柔軟に対応することが可能です。

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