こんにちは、TRANSのあらたです。今回はNPtech.jpをネタにしたパーソナルブログの作り方をお休みして、Seth’s Blog: What do you know?を訳しましたのでどうぞ。
よいマーケッターが知っていること。
- 個人情報を利用した広告は今後迷惑メールよりも多くなることが予測されている。
- 約束を守り続けることがブランドを築くための重要な方法である。
- 最も重要な顧客は平均的な顧客の何倍もの価値がある。
- 財布の中身におけるシェアこそが大事。その割合を上げればもっと利益が上がるし、結局はマーケットシェアよりも重要な指標になる。
- マーケティングは商品が作られる前から既に始まっている。
- 広告は単なる症状であって、戦術だ。マーケティングはもっともっと面白い。
- 値段を安くするというのはコモディティ商品を売るための重要な方法だ。ただ、それはマーケティングの話ではなく、効率性についてだ。
- 顧客同士が何かを話すということは好んで好まなくても何かを生み出すものだ。よいマーケティングというのはその会話をプラスの方向へ持っていく。
- すごい商品というのはうわさになる。
- マーケティングとは、社員が電話で回答し、請求書を作り、返品したりすることだ。
- 普通に接してさえいれば、人は自身の体験談を話してくれるものだ。
- 毎年一定の予算で同じようなマーケティングをしているのであれば、それは費用として目に映るだろう。しかし、よいマーケッターというのはそれを費用ではなく、投資として捉えている。
- 人は自分が必要なものを買うのではない。ほしいものを買うのだ。
- 自分で責任を持たないと、見込み客もあなたと取引しようとは思ってくれない。
- 人がほしいオマケというのは、自分が好きなものを買ったときについてくる感動してしまうようなボーナスである。
- B to Bマーケティングとは、顧客自身がほしいものを会社に支払わせているに過ぎない。
- テレビ広告や迷惑メールなどの顧客に割って入るような伝統的な手法は費用対効果をどんどん下げている。一方、ブログやRSSなどの新しいアイディアの方法はその効果を証明し続けている。
- マーケティングは全人類、いろんなレベルの収入の人たちに基本的な人間のウォンツを約束し、届けよう。
- よいマーケッターは物語を話す。
- 人はわがままで、怠惰で、無知で、気も短い。そこから始めてみる。すると、自分の発見に嬉しく驚いてしまうだろう。
- マーケティングがうまくいくときは人々がchoose to noticeすることをマーケティングする。
- 効果的な物語というのは、自分がその物語を話したくなるような同じ世界観を持った人たちとあなたをマッチングするのだ。
- 顧客を選べ。ほかの顧客によい物語を届けるために邪魔するような人たちと付き合う必要はない。
- 「すべての人」をターゲットにした商品というのは、ほとんどの人たちに届かないものだ。
- 本当にドキドキするようなよい物語というのは、いろんな人の間で生き続けていくものだ。
- マーケッターはその商品の側面的な効果にも責任を持つべきだ。
- 顧客の物語を共有できれば、信頼を得ることもそう難しくはない。
- よいマーケッターは評価指標を持っている。
- マーケティングは緊急のものではない。それはその仕事が完了するまでの長い期間、よく計画され、よく考え続けられているものだ。
- 1人のがっかりしたお客さんは喜んでいる10人のお客さんと同じ価値を持つ。
- Googleの社会では、世界で最もよいものがほとんど勝つ、そしてどんどん勝ち続けていく。
- ほとんどのマーケッターはそれなりに十分なものを生み出し、それで終わりにする。最高のマーケッターたちはそれなりに十分なものでは納得しない。
- 今までよりもリッチな人々がいる。そして彼らはそれぞれ違うように扱ってほしいと思っている。
- 直接エンドユーザと取引しようとしている団体は将来性がある。
- 短期間だけならソーシャルメディアで遊んでみればいい。ただし長い期間ではなく。
- 誰かを雇った時、解雇した時、それは商売をしているということなのだ。同じようにアフターサポートに電話したとき、誰かにメモを送った時も、また商売なんだ。
- もっとよいマーケッターになりたければ、ブログを書くこと。それは自身のライティングに謙遜ということを教えるからだ。
訳者からの感想
最近気になっているのはこの「story」という概念です。ここでは物語と訳しましたが、ちょっとニュアンスが違うなーとも感じています。ちなみに、このstoryについては、NPOのWebサイトの最優先の改善ポイント | NPtech.jpでも取り上げましたので、ご参照ください。