こんにちは、TRANSのあらたです。ではでは、話を戻して、NPtech.jpを元にパーソナルブログの作り方の話などを。
テンプレートを選ぶ
デザインが決まったら、あとはコーディングですね。でも、ちょっと待ってください。もちろん、フルスクラッチでコーディングしてもよいのですが、今回はちょっと違った形でやってみます。
テンプレートを使ってみましょう。実際、NPtech.jpはCSSこそ自分で書いていますが、HTMLはテンプレートにかかりきりです(部分的に自分で付け足したりしていますが)
使っているテンプレートは、次期WordPressのデフォルトテンプレの呼び名が高い「Sandbox」です。これにHTMLを任せてしまい、CSSでデザインを制御する、そんなフローですね。
日本語ではこのあたりのドキュメントで読めます。
で、何が嬉しいのかについてちょっとだけ触れておきます。
コードサンプル
例えば、トップページのbody要素には以下のようなコードが入ります。
<body class="wordpress y2008 m11 d07 h18 home blog loggedin">
で、記事の場合はこんな感じ。
<body class="wordpress y2008 m11 d07 h18 single postid-126 s-y2008 s-m11 s-d06 s-h18 s-category-review s-tag-conference s-tag-nten s-tag-us s-author-admin loggedin">
はたまた、ページも違います。
<body class="wordpress y2008 m11 d07 h18 page pageid-2 page-author-arata-kojima loggedin">
とこのようにbody要素、記事、コメントの3箇所にこのようなPHPで制御されたclass属性の値が自動的に入るわけです。あとは、CSSでこれらのclass属性を起点にデザインしてやればよいわけです。こういうのができるのがSandboxなわけです。
そのため、NPtech.jpにおいてもほとんどHTMLは触らずに(部分的にIE6に対応させるためにdiv要素を入れ子にしたりしましたが)あのようなデザインを作っているわけです。
ちなみに、SandboxはWordCampでも紹介されています。